2021年11月20日土曜日

心筋梗塞になってしまいました。。。

 おはようございます。

人生初の入院になってしまいました。いや、一度扁桃炎で入院したかも。。。。初めて救急車で病院に担ぎ込まれることとなってしまいました。

昨日から、自由に動き回れるようになってきて、タブレットとか妻に持ってきてもらったので、その日のことを記録しておこうかと思います。

書いてある時間は、チラッと目に入った時計の記憶や、周りの声の記憶ですので、あまり当てにならないかもしれまん。

11月13日 土曜日 11時半頃

近くのショッピングモールに一人でいたのですが、11時半頃、急に背中のあたりと胸の辺りの痛み、左右の肩こり、耳の後ろの痛み、左腕の小指側の手首、肘の痛みなどを感じました。

私、時々すごく肩が痛くなったり、背中が痛くなったりするので、それが起こったのかなと思ったのですが、そういう痛みは、普段やらないことをした翌朝とか、何か動いた拍子にとか、そういった何かきっかけがあるのですが、前触れもなく急にきました。

すごく痛いかというと、それほどでもなく、先ほどの肩凝りや、首を寝違えた様な痛み程度だったと思います、ただ、そういった痛みは、おとなしくしていれば痛くなくなったり、ある方向を向かなければ痛くなかったりすると思いますが、ずっと、ぎゅーぎゅーと痛みが波の様に起きます。

なぜかその時、やたら喉が乾くかにいがして、自販機でアクエリアスという飲み物を買って飲んだところ、少しするとなぜか痛みが少し和らぎます。

健康のためということで、万歩計ろ心拍数のモニタがついている腕時計をいつもつけていたのですが、心拍数がやたら低く出ている気がします。過去のログを見たところ、普段は日中帯は歩いたりしていれば、100前後が多かったと思うのですが、70前後です。歩いているのに70前後はやたら低い気がします。

少し休んだら良くなると期待して、少し座ったりして休んでみますが改善されません。歩いてみたりしてもそれほど苦痛ではないので、車で帰宅します。今思うと、危険な行為だったと思います。その時は、あまり重く考えていませんでしたが、意識を失ったりして、人命に関わる様な事故を巻き起こしたかもしれません。次は、その場から移動せず、救急車呼びます。


11月13日 土曜日 12時頃

自宅に帰ると、妻と下の子がいました。2人の顔を見たらすごく安心しました。肩や背中が凝るとういう話をして、下の子に少し肩をもんでもらいますが、そういうことをしても良くなる感じではありません。妻も買い物に行くのをやめて、布団を敷いてくれたので、そこに横になります。横になったものの、2、30秒考えたのですが、もうこれは十中八九、心筋梗塞だと思ってきます。父が一度なっていますので、いつか私もなると思っていましたが、ついにきたと思いました。


妻と私で、それぞれ病院に電話して、診察できる病院を探します。土曜日の午後ですので、たいていの病院はやっていません、幸い、妻が電話していた、かかりつけの病院が判断できそうな先生を呼び出してくれるというので、そこの病院に向かいます。

11月13日 土曜日 12時半頃

病院に着いて、正面玄関に行くと、「時間外なので、時間外の出入りへ行ってください」と杓子定規なことを言われます。まあ、他の病院でも同じ様な感じです。今まで行くつかの病院で、休日に突然行ったことがありますが、どこでも同じです。


時間外の受付に行くと、「熱は何度ですか?最近発熱は。。。」と最近必ず行われるチェックが始まります。下手に病気にもなれません。「近親者で、最近発熱があった方は。。」みたいに続くのですが、妻が気を効かしてくれて、「息が苦しいので、椅子用意してください」と伝えます。「あ、すみません気が付きませんでした」と椅子を取りに行ってしまいます。これがけっこう長くて。。。あのまま回答を進めればよかった。。。


心電図、CTの検査をします。先生は、心電図を見て、「驚かないでね、これは心筋梗塞です」という様な事を言われます、「何時頃なった?」と聞かれましたので、11時半頃と答えます。「間違いない?」としつこく聞かれます。「まだ2時間だから早いよ、今は治る病気だから心配しないで」と励まされます。やっぱりそうだったのかと思ったのもそうなのですが、自分も心筋梗塞を疑っていたので、最初から手術できる病院を目指せばよかったかなと、少し後悔します。残念ながら、こちらの病院では、心筋梗塞の手術できないことを知っています。私は、父が心筋梗塞になっているので、どこの病院ならば手術ができるか知っていましたので、その経験も生かすべきでした。


なぜ後悔したのかというと、心筋梗塞とは、心臓の血管が詰まる病気なのですが、血管が詰まっている時間が短ければ短いほど、心臓にダメージが少ないらしいです。詰まる前に処置できるのが一番いいですが、詰まってしまったら、1秒でも早い方がいい様です。


以前の記憶なのですが、3時間以内であれば、ほとんどダメージは少ないということでしたので、3時間以内に詰まったところを治せると良い様です。

2021/11/26加筆
私自身は全く記憶がないのですが、かかりつけ医で何か点滴のようなものをしてもらっていたようです。

2021/11/26加筆
近所の病院に行ったのは、逆に良かったのではないかという意見もありました。かかりつけの病院で、状況判断や、処置もしてもらった状態で、紹介先の病院の先生にも詳しい情報が伝わっていて、到着したときには心筋梗塞対応で待ち受けている感じでしたので、早く対応していただけているという印象はありました。まあどっちで判断するかの違いだけかもしれませんが。。。

11月13日 土曜日 13時半頃

救急車で手術ができる病院へ向かいます。救急車に乗って、上を向いているだけでなのが起こっているかわかりません。妻も一緒に乗ってくれて、「何処まできたよー」と通過している場所を教えてくれます。いつ着くのか不安だったので、嬉しかったです。

11月13日 土曜日 14時頃

病院へ到着です。よくわからないのですが、たくさんの人が待ち受けてくれていて、どんどん服を剥ぎ取られて、両腕に針が刺されます。「あれ、うまくささんねー」とか、「血がたれてんぞ」とかいう声が聞こえた記憶があります。「下の毛剃りまーす」という声が聞こえて、陰部の周りの毛や、腕の毛も剃られます。「尿道に管を入れますねー」と言いながら、尿道カテーテルというやつを尿道に捻り込まれます、これ一番痛かったです。心筋梗塞の胸の痛みよりも、こっちが痛かったかもそれません。


一刻を争うということなんだと思いますが、たくさんの人が現れて、どんどん支度をしていきます。そして、妻にがんばってねと言われながら、そのまま手術室に入ります。


手術室の中がめちゃくちゃ寒いです。そのせいか、尿道のところがすごく痛くて、おしっこが漏れそうです。「すごく寒くて、すごくおしっこが漏れそうです」と訴えると、「カテーテル室はすごく寒いから我慢してね。おしっこが漏れそうなのは、尿道カテーテルのせいなんだけど、おしっこはどんどん袋に入る様になっているから気にしないで!」と言われます。


ところが、この尿道の痛みの様なやつが、すごく気になります。はっきりいって、すごく気になります。腕にカテーテルが入っていくときも、少し腕のところや腕の辺りが痛いような熱いような感じになったのですが、そっちより尿道です。


手術が始まっても、尿道が気になるのですが、時々「心臓の痛みや苦しさはありませんか」と聞かれます。「大丈夫です」と返事します。


途中で、「XX のXX mmないの?」「ないです」「あるはずだよ、さがして」「ないんですよねー」なんかすごく不安になります。「〜のやつだよ、あるでしょ?」「あ、そっちですか、ならあります」「どっちじゃなきゃダメとか言ってないっしょ」「エヘヘ」みたいな会話が聞こえてきます。自分の会社でも、こんなやりとりあるなって感じです。


「ステント入れます。風船膨らますので、少し気分悪くなるかもしれないので、気分悪かったら行ってください」といわれます。少しすると、すごく吐き気がします。そういえば、胸が押される様な感じがします。というか、もう吐きそうです。「すみません、吐きそうです」というと、「横向いて!吐くなら横向いて吐いて!」と言われて横を向きます。そういえば、体がどっちを向いていたのか覚えていません。ものすごく吐き気がします。父が、吐き気がしたと言っていてのですが、これのことだったかもしれません。


少しすると、吐き気が治ります。「どう?はきそう?」と聞かれます。「あ、大丈夫です」とこたえます。「さっきまで顔が真っ白だったけど、今はいいですよ」と言われます。恐ろしいです。


一段落したのか、先生たちが会話を始めます。「ここどうする?」「かなりぼこぼこしてるよね。こっちもやっちゃう?」「うーん、危なくない?とんだりしない?」「あとにするか」という感じだったと思います。何かやり残しがある感じが嫌です。


11月13日 土曜日 16時半頃

ICUに入って時間を見たら、確か16時半だったと思います。妻が来てくれました。顔を見たらすごくホッとしました。


「今日は、これで帰るね。明日、携帯の充電器もってくる」と言ってくれました。自分は、翌日大事な仕事があることを思い出して、会社の上司に電話して、チームのメンバーに、あとはよろしくと伝えてほしいと伝えました。自分でも、結構余裕があるなと思いました。ちなみに、私はいなくても、仕事は無事に進んでいる様です。


ICUには、Amazon Echo が置いてあって、話し相手してくれる様になっていました。進んでいますね。ラジオつけてNack5を選曲することができました。「ラジオ止めて」が受け付けられなくて、「音を小さくして」とお願いしたらやってくれました。いま思うと、「ラジオ止めて」ではく、Radikoを立ち上げたので、「Radiko止めてと」いえばよかったのかも。


その夜は、夜中にピーという音が鳴って、「めっちゃPVC(だったと思います)でてるー!」という声が聞こえて、肩をバンバン叩かれて、「大丈夫?返事できる?」ときかれて、「はい。だいじょうぶです」と答えた記憶があります。そういえば、胸がギュッと締め付けられる感じになって様な気もします。それよりも、尿道が痛くて。。。ちなみに、翌朝には、尿道の痛みは治まっていました。

そして、妻から携帯電話の充電器を受け取り、一般病棟に移ることができました。
本当によかったです。




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